OIL / MILK / CREAM / MIST / GEL
オイル・ミルク・クリーム。
違いは「形」だけではない。
洗い流さないトリートメントには、 オイルやミルクなどいくつかの形があります。 ただし、同じ「オイル」でも中身や仕上がりは同じではありません。 剤型は、選ぶためのひとつの目安として考えます。
オイル
ツヤ・まとまり・
毛先の質感
髪の表面をなめらかに見せたり、 毛先の広がりやパサつきを抑えたいときに使いやすいタイプです。 ただし、オイルなら何でも同じではなく、 油分の種類や配合、使う量によって重さや仕上がりは変わります。
ミルク・乳液
やわらかさ・
水分感
オイルよりも乳液状で、 やわらかな手触りや水分感を求めるときに選ばれることが多いタイプです。 乾燥して硬く感じる髪や、 毛先のまとまりを自然に整えたい場合にも使われます。
クリーム
しっとり感・
まとまり
ミルクよりもコクのある質感で、 乾燥や広がりが気になる髪に使いやすいタイプです。 髪質や使用量によっては重く感じることもあるため、 多くつけるほど良いとは限りません。
ミスト
軽さ・
なじませやすさ
軽い使用感で髪全体へなじませやすく、 重さを出したくない場合にも使いやすいタイプです。 製品によって役割は異なるため、 「ミストだから軽い」という形だけで判断せず、 配合成分や使用目的も確認します。
ジェル
なじみ・
質感調整
ジェル状で伸ばしやすく、 髪へ均一になじませやすいものがあります。 仕上がりや役割は製品によって幅があるため、 ジェルという名称だけではなく、 何を補う目的の商品なのかを見ることが大切です。
TIME TO RECONSIDER
使っているのに、
なぜか髪が扱いにくい。
- 01
つけると髪が重くなる
- 02
ツヤは出るけれど、毛先が硬く感じる
- 03
乾かしたあともパサつきが残る
- 04
何を使っても同じように感じる
TYPE IS ONLY THE FIRST STEP
オイルか、ミルクか。
それだけでは決めきれない。
形は選び方の入口です。 その先で、今の髪が何を失っているのか、 どんな成分が必要なのかを考えていきます。
HAIR COMPONENT / CONDITION / BALANCE
髪が失っているものから、
考える。
洗い流さないトリートメントは、 「オイルだから」「ミルクだから」だけで選ぶものではありません。 ダメージによって髪の中や表面で失われやすいものを知ると、 選ぶ基準が少し見えやすくなります。
CMC
髪の中で、
水分や油分の通り道を支える。
CMCは、髪の細胞同士の間にある脂質成分のひとつです。 ダメージが進むと失われやすく、 水分や油分の保持、髪内部のまとまりにも関係します。 洗い流さないトリートメントを選ぶときも、 表面のツヤだけではなく、 こうした髪内部の状態を意識して考えることが大切です。
コレステロール
髪の脂質バランスを、
考える要素のひとつ。
コレステロールも髪の脂質に関わる成分のひとつです。 ダメージ毛では、 水分だけでなく脂質側の不足も考える必要があります。 乾燥して硬く感じる髪や、 手触りが不自然に軽く感じる髪では、 油分をただ表面へ足すだけでなく、 髪の脂質バランスまで含めて考えます。
セラミド
水分と脂質のバランスを、
支える考え方。
セラミドは、髪の脂質を考えるうえでよく知られている成分です。 髪が乾燥しやすい場合は、 水分だけを補うのではなく、 水分を保ちやすい状態をつくることも重要になります。 成分名だけで商品を決めるのではなく、 今の髪に必要かどうかを見ることが大切です。
18MEA
髪表面のなめらかさや、
指通りに関わる。
18MEAは髪表面に存在する脂質のひとつで、 髪のなめらかさや指通りに関係します。 カラーやパーマなどの施術履歴がある髪では、 表面状態が変化していることもあります。 「ツヤを出す」だけではなく、 髪表面をどう整えるかという視点も、 洗い流さないトリートメント選びでは重要です。
HOW TO READ YOUR HAIR
成分名を覚えることより、
髪の状態を読むこと。
乾燥しているのか
硬く感じるのか
表面がざらつくのか
油分を足すと重くなるのか
BEAUTICIAN'S POINT OF VIEW
「何が入っているか」だけでなく、
「今の髪に何が必要か」で見る。
同じダメージ毛でも、 必要な質感や使う量は同じではありません。 成分は選ぶための手がかりとして使い、 髪質や施術履歴、普段の熱の使い方まで含めて考えます。
AMOUNT / TIMING / DRYER / IRON
何を使うかと同じくらい、
どう使うか。
同じ洗い流さないトリートメントでも、 つける量や場所、使うタイミングによって 仕上がりは変わります。 とくにドライヤーやアイロンを使う方は、 熱との関係も含めて考えます。
まずは、使うタイミングを見る。
洗い流さないトリートメントは、 タオルドライ後の濡れた髪へ使うものが多くあります。 ただし、乾いた髪にも使えるものなど製品によって使い方は異なります。 「洗い流さないからいつでも同じ」ではなく、 その製品の使用方法を確認することが基本です。
多くつければ、良いわけではない。
使用量が多すぎると、 髪質によっては重さやベタつきを感じることがあります。 とくに細い髪や軟らかい髪では、 少量からなじませて様子を見る方が扱いやすい場合があります。 髪の長さだけでなく、太さや量、ダメージ状態まで含めて調整します。
ドライヤー前は、熱との関係も見る。
ドライヤーを使う場合は、 熱を受けることを前提に洗い流さないトリートメントを選びます。 髪を乾かす前に適量をなじませ、 その後は根元から順に乾かします。 オイルをつけているから熱の影響を考えなくてよい、 ということではありません。
アイロン前は、製品の使い方を確認する。
ヘアアイロンはドライヤーよりも高い温度を使うことがあります。 洗い流さないトリートメントの中には、 アイロン前の使用を想定したものもあれば、 そうでないものもあります。 「オイルをつければ熱から守れる」と単純に考えず、 使用方法や熱への対応を確認して使います。
OIL & HEAT
オイルと熱は、
別々に考えない。
オイルは髪にツヤやまとまりを出しやすい一方で、 製品によって成分や使用目的は異なります。 ドライヤーやアイロンを日常的に使う場合は、 仕上がりのツヤだけではなく、 熱を使う前提で設計された商品かどうかも選ぶポイントになります。
SHINE IS NOT THE ONLY ANSWER
ツヤが出ることと、
髪に合っていることは同じではない。
表面がきれいに見えても、 毛先が硬い、重い、乾かしにくいなどの違和感があるなら、 使用量や剤型、必要な成分を見直す余地があります。
CONDITION / HEAT / COMPONENT
迷ったら、
この順番で。
商品名や人気だけで決める前に、 今の髪と普段の使い方を整理します。 洗い流さないトリートメントは、 「何を買うか」より先に「何が必要か」を考えると選びやすくなります。
まず、今の悩みを整理する。
パサつく、広がる、硬い、重い、絡まりやすい。 まずは今の髪で何が気になっているのかを整理します。 同じダメージ毛でも、必要な仕上がりは同じとは限りません。
次に、熱の使い方を見る。
ドライヤーだけなのか、 毎日アイロンも使うのか。 熱を使う頻度によって、 洗い流さないトリートメントに求めたい役割も変わります。
最後に、必要な成分と質感で選ぶ。
CMC、コレステロール、セラミド、18MEAなどは、 髪の状態を考える手がかりになります。 そこへオイル・ミルクなどの使用感を重ね、 自分の髪に必要なバランスを考えます。
THE ORDER MATTERS
商品から髪を見るのではなく、
髪から商品を選ぶ。
市販品でも美容室専売品でも、 大切なのは「人気があるか」だけではありません。 今の髪に必要なものと、普段の使い方に合っているかを基準にします。
FAQ
よくある質問
01 オイルとミルクはどちらがいいですか?
どちらが優れているというより、 髪質やダメージ状態、求める仕上がりによって変わります。 ツヤやまとまりを重視するならオイル、 やわらかさや水分感を求める場合はミルクが選択肢になりますが、 最終的には中身や使用量まで含めて考えます。
02 毎日使ってもいいですか?
毎日の使用を想定した製品は多くあります。 ただし、使う量が多すぎると重さやベタつきにつながることもあるため、 製品の使用方法と髪の状態を確認しながら調整してください。
03 アイロン前にも使えますか?
製品によって異なります。 アイロン前の使用を想定したものもありますが、 すべてのオイルや洗い流さないトリートメントが 同じように使えるわけではありません。 使用方法や熱への対応を確認してから使います。
04 市販品でも大丈夫ですか?
市販品だから合わない、美容室専売品だから必ず合う、 という単純なものではありません。 市販の洗い流さないトリートメントでも、 髪の状態や必要な質感、熱の使い方に合っていれば選択肢になります。 商品名よりも、中身と使い方を見ることが大切です。
05 どれを選べばいいか分からない場合は?
髪質だけでなく、 カラーやパーマなどの施術履歴、 普段のドライヤーやアイロンの使い方まで含めて考えると整理しやすくなります。 判断が難しい場合は、 担当美容師に今の髪を見てもらいながら相談する方法もあります。
HAIR MAKE HEART-SHAPED BOX
おすすめの商品名より先に、
今の髪に必要なものを考える。