なぜ、ヘアカラーは
すぐ色落ちするの?
ヘアカラーの色持ちは、 カラー剤の種類だけで決まるものではありません。
毎日のシャンプーやお湯の温度、 紫外線、ドライヤーやアイロンの熱、 そして髪そのもののダメージ状態や施術履歴まで、 複数の要因が重なって変わります。
洗浄力の強いシャンプー
洗浄力が強いシャンプーは、 汚れや皮脂だけでなく、 髪に残っている染料も流出しやすくなることがあります。 カラー後の髪は、洗う回数だけでなく 「何で洗うか」も色持ちに関係します。
熱すぎるお湯
高温のお湯で洗うと、 髪表面のキューティクルが開きやすくなり、 染料や髪内部の成分が流出しやすくなります。 カラー後は、熱すぎないぬるめのお湯を意識することが大切です。
紫外線
紫外線は髪表面だけでなく、 髪内部の色素やタンパク質にも影響します。 特に明るめのカラーやブリーチ履歴のある髪では、 日差しの強い季節に色の変化を感じやすくなります。
乾燥
乾燥して水分や脂質のバランスが崩れた髪は、 表面が整いにくくなります。 髪の状態が不安定になることで、 色味やツヤもきれいに見えにくくなることがあります。
ドライヤー・アイロンの熱
ドライヤーやヘアアイロンは、 毎日のスタイリングに欠かせません。 ただし必要以上の高温を繰り返すと、 髪の乾燥やダメージが進み、 色持ちにも影響しやすくなります。
ダメージと施術履歴
カラー、ブリーチ、縮毛矯正、パーマ、 アイロンなどの履歴が重なるほど、 髪内部の状態は変化します。 特に毛先は履歴が蓄積しやすく、 根元と同じように染めても 色の入り方や抜け方が違うことがあります。
色落ちは、一つの原因だけで起こるとは限りません。
同じカラー剤を使っても、 髪の状態や毎日のケアによって色持ちは変わります。 だからこそ「何色に染めるか」だけではなく、 今の髪がどんな状態なのかを知ることが、 色落ち対策の第一歩になります。
毛先だけ色落ちするのは、
髪の状態が違うから。
「根元はまだきれいなのに、毛先だけすぐ明るくなる。」
そんな場合は、毛先に積み重なったカラーやブリーチ、 パーマ、縮毛矯正、アイロンなどの履歴によって、 根元と毛先で髪の状態が変わっている可能性があります。
WHY ONLY THE ENDS?
- 01
毛先ほど、施術履歴が蓄積する
根元は新しく生えてきた髪ですが、 毛先は数か月から数年分のカラーや熱処理を経験しています。 同じ一本の髪でも、根元と毛先では履歴が違います。
- 02
水分・脂質を保つ力が不安定になる
ダメージが重なると、 髪内部のタンパク質や脂質の状態、 表面のキューティクルの整い方が変化します。 その結果、水分の出入りが大きくなり、 乾燥しやすさや吸水しやすさが目立つことがあります。
- 03
色の入り方・抜け方も不安定になる
ダメージした毛先では、 カラー直後は色が濃く入ったように見えても、 洗髪を重ねると色味が早く抜けることがあります。 「入りやすい=長持ちする」とは限りません。
HAIR WATER BALANCE
「疎水毛・親水毛・吸水毛」で考える、髪の水分状態。
美容の現場では、髪が水となじみやすいか、 はじきやすいかといった状態を説明するために、 「疎水毛」「親水毛」「吸水毛」という言葉を使うことがあります。 厳密な診断名ではなく、髪の状態を理解するための目安として考えてください。
疎水毛
比較的水をはじきやすく、 髪の表面状態が安定している髪を説明するときに使われる言葉です。 健康な髪は一般に疎水性が高い傾向があります。
親水毛
カラーやブリーチなどの影響で、 水となじみやすくなった髪を説明するときに使われます。 ダメージが進むほど、疎水性が低下する傾向があります。
吸水毛
水を吸いやすく、 濡れると重く感じたり、 乾くまで時間がかかったりする髪の状態を 「吸水毛」と表現することがあります。 ダメージした毛先で目立つことがあります。
吸水しやすい髪は、なぜ色落ちしやすいことがあるの?
水分の出入りが大きくなった髪は、 染料や髪内部の成分を保持する状態も不安定になっていることがあります。 そのため、カラー直後には色がしっかり入って見えても、 シャンプーを重ねるうちに毛先から早く色が抜けることがあります。
ただし、色落ちの速さは髪の状態だけで決まるものではありません。 使用したカラー剤、明るさ、ブリーチ履歴、 シャンプーや熱、紫外線なども関係します。
POINT
毛先だけ色落ちする場合は、 「カラーの色が悪かった」と考える前に、 根元と毛先で髪の状態が違っていないか を見ることが大切です。 色持ちを良くするには、色選びだけでなく、 今の髪の状態に合わせたケアが必要になります。
ヘアカラーを長持ちさせる、
7つの基本。
色持ちを良くするために、 特別なケアを一度だけ行う必要はありません。
毎日の洗い方、乾かし方、熱や紫外線への対策、 そして髪の状態に合った施術設計。 小さな積み重ねが、カラーの見え方を左右します。
-
洗浄力が強すぎないシャンプーを選ぶ
カラー後は、必要以上に髪の油分や色素を流しすぎないことが大切です。 色持ちを意識するなら、洗浄力がマイルドなものを選びます。
-
お湯の温度を上げすぎない
熱すぎるお湯は、髪の油分や染料が流れやすくなる原因の一つです。 カラー後は、熱すぎないぬるめのお湯でやさしく洗います。
-
洗いすぎず、摩擦を増やさない
必要以上に何度も洗ったり、 毛先を強くこすったりすると髪への負担が増えます。 頭皮を洗いながら、毛先は摩擦を抑える意識が大切です。
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濡れたまま長時間放置しない
濡れている髪は摩擦の影響を受けやすい状態です。 タオルで強くこすらず水分を取り、 洗髪後はできるだけ早めに乾かします。
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紫外線から髪を守る
紫外線は、カラーの褪色や乾燥に影響します。 日差しの強い日は帽子や髪用UVケアなどを使い、 日常的な負担を減らします。
-
乾燥させすぎない
ダメージした髪では、水分や脂質の状態が不安定になりやすくなります。 トリートメントや流さないケアを使い、 髪の状態に合わせて保湿・補修します。
-
美容室での施術設計も見直す
色持ちはホームケアだけでなく、 カラー前後の処理や薬剤の選び方にも左右されます。 特にダメージやブリーチ履歴がある場合は、 髪の状態に合わせた設計が重要です。
カラー後のシャンプーと、
色をきれいに保つホームケア。
ヘアカラーを長持ちさせたいとき、 毎日のシャンプーは見直しやすいポイントです。
ただし「カラー用」と書かれているだけで判断するのではなく、 洗浄力や使い方、髪のダメージ状態まで含めて考えることが大切です。
色落ちを考えるなら、 まず「洗浄力」を見る。
シャンプーは頭皮や髪の汚れを落とすために必要ですが、 洗浄力が強すぎるものを毎日使うと、 カラー後の髪では染料や油分が流れやすくなることがあります。
とくにブリーチ毛や、 毛先にカラー履歴が重なっている髪は、 根元よりもデリケートな状態になっていることがあります。
CHECK
「しっかり洗える」ことと 「カラー毛に合う」ことは別です。
頭皮の皮脂量やスタイリング剤の使用量、 髪のダメージ状態によって適した洗浄力は変わります。 カラー後は必要以上に脱脂しすぎないことを意識します。
pHも一つの目安。 でも、pHだけで選ばない。
カラーやパーマなどの施術では、 髪がアルカリ側へ傾く工程があります。 そのため美容室では、 施術後の髪を安定した状態へ戻していく考え方も大切にしています。
弱酸性などpHを意識したシャンプーは選択肢の一つですが、 「弱酸性だから必ず色落ちしない」というわけではありません。 実際の色持ちは、洗浄成分や髪の状態、 洗う回数、湯温など複数の条件で変わります。
カラーした当日は、 シャンプーしてもいい?
ANSWER
絶対に洗ってはいけない、というものではありません。
ただ、汗や汚れが気にならないのであれば、 帰宅後すぐにもう一度強く洗う必要はありません。 洗う場合は、熱すぎないお湯と穏やかな洗浄を意識し、 毛先を強くこすらないようにします。
ぬるめのお湯
熱すぎるお湯を避け、 髪や頭皮へ必要以上の負担をかけないようにします。
摩擦を減らす
毛先同士をこすらず、 シャンプーの泡をやさしく通すように洗います。
濡れたまま放置しない
タオルでやさしく水分を取り、 洗髪後はできるだけ早めに乾かします。
カラーシャンプーは、 「色落ちを止める」のではなく 「色味を補う」もの。
カラーシャンプーには色素が含まれていて、 シャンプーするたびに少しずつ色味を補います。
そのため、カラーそのものの退色を完全に止めるものではありません。 抜けていく色に対して補色しながら、 希望する色味を保ちやすくするためのホームケアです。
黄ばみを抑えたいブリーチ毛や 寒色系カラーなどで使われます。
オレンジ味や赤みを抑えながら、 寒色系の色味を補いたい場合に使われます。
ピンクや赤系の色味が薄くなってきたときに、 暖色を補う目的で使われます。
カラーシャンプーは、 毎日使えばいいわけではありません。
使用頻度は、髪色や希望する色味、 商品の色素濃度、髪のダメージ状態によって変わります。
とくにブリーチを繰り返した毛先や吸水しやすい髪は、 色素を強く吸い込みやすい場合があります。 毎日使うことで、狙った色より濃くなったり、 毛先だけ色が偏ったりすることもあります。
IMPORTANT
ダメージ毛ほど、 「入りすぎ」に注意。
先ほど説明したように、根元と毛先では髪の状態が違うことがあります。 カラーシャンプーも、全体に同じように発色するとは限りません。
HOME CARE
ホームケアで大切なのは、 「落としすぎない・こすりすぎない・放置しない」。
そしてカラーシャンプーを使う場合は、 色落ちを完全に止めるものではなく、 必要な色味を補うケアとして考えます。 それでも毛先だけ早く抜ける場合は、 ホームケアだけでなく美容室での施術設計を見直すことも必要です。
ホームケアだけでは
対応しきれないときに。
シャンプーや乾かし方を見直しても、 毛先だけ早く色が抜ける。 カラーを重ねるたびにパサつきが気になる。 そんな場合は、ホームケアだけでなく カラーをする前から髪の状態に合わせて設計する という考え方があります。
カラー前に、今の髪を見極める
根元、中間、毛先では、 カラーやブリーチ、縮毛矯正などの履歴が違います。 まずは髪の太さ、乾燥、ダメージ、 吸水しやすさなどを見ながら、 どこにどの程度の処理が必要かを考えます。
必要に応じて前処理を行う
ダメージした部分には、 カラー剤を塗る前に髪の状態を整える前処理を行うことがあります。 目的は、髪全体を同じ状態にすることではなく、 場所ごとの違いを見ながら施術しやすい状態へ近づけること です。
脂質やケラチンを補うという選択
カラー履歴が重なった髪では、 水分だけでなく脂質やタンパク質の状態も変化しています。 必要に応じて脂質やケラチンなどを補い、 髪の状態に合わせながら施術を組み立てます。
根元と毛先で、薬剤設計を変える
根元と毛先の状態が違えば、 同じ薬剤を同じ時間で使うことが最適とは限りません。 明るさ、色味、既染部の状態を見ながら、 必要に応じて薬剤や塗り分けを調整します。
ReKERA COLOR
色だけでなく、 施術後の髪の状態まで考えるカラー。
HAIR MAKE HEART-SHAPED BOXでは、 髪の状態に応じた前処理や補修、 薬剤設計を組み合わせながら ReKERA COLORを行っています。
色落ちを完全に防ぐ施術ではありません。 今の髪に必要な処理を考えながら、 カラーを続けやすい状態を目指して施術を組み立てます。
ReKERA COLOR GUIDE ReKERA COLORについて詳しく見る
ヘアカラーの色落ちについて、
よくある5つの質問。
毛先だけ色が抜ける場合や、 カラー当日のシャンプー、 ブリーチ毛やカラーシャンプーについて。 よく聞かれる疑問をまとめました。
毛先だけ色落ちするのはなぜですか?
毛先ほど、これまでのカラーやブリーチ、 パーマ、縮毛矯正、アイロンなどの履歴が 蓄積していることが多いためです。
ダメージによって水分や脂質、 髪内部の状態が不安定になると、 カラー直後は色が入って見えても、 洗髪を重ねるうちに毛先から早く抜けることがあります。
吸水毛とは何ですか?自分でも分かりますか?
美容の現場では、水を吸いやすく、 濡れると重く感じたり乾くまで時間がかかったりする髪を 「吸水毛」と表現することがあります。
ダメージした毛先で目立つことがありますが、 厳密な診断名ではありません。 自分だけで判断するより、 根元と毛先の手触りや乾き方、 施術履歴などを含めて美容師と確認する方が分かりやすいです。
カラーした当日はシャンプーしてもいいですか?
絶対に洗ってはいけないというものではありません。 ただし、汗や汚れが気にならないのであれば、 帰宅後すぐにもう一度強く洗う必要はありません。
洗う場合は熱すぎないお湯を使い、 毛先を強くこすらず、 洗髪後は濡れたまま長時間放置せずに乾かします。
ブリーチした髪は色落ちしやすいですか?
一般的には、ブリーチ履歴のある髪は 色の変化を感じやすくなる傾向があります。
ブリーチによって髪の状態が変化しているため、 染料が入りやすい一方で、 洗髪や熱、紫外線などによって 色味が抜けやすくなることがあります。 色持ちを考える場合は、 希望色だけでなくブリーチ回数や毛先の状態も重要です。
カラーシャンプーは毎日使ってもいいですか?
毎日使用するかどうかは、 商品の色素濃度や現在の髪色、 ダメージ状態によって変わります。
とくにブリーチを繰り返した毛先や 吸水しやすい状態の髪では、 色素が強く入りすぎたり、 毛先だけ濃く見えたりする場合があります。 退色を完全に止めるものではなく、 必要な色味を補うケアとして使用頻度を調整します。
色落ちの原因は、髪によって違います。
同じカラーでも、 毛先の履歴、ブリーチの有無、 毎日のシャンプーや熱の使い方によって 色持ちは変わります。 「何を使えば色落ちしないか」だけでなく、 今の髪がどんな状態なのか を見ることが大切です。
今の髪に合わせて、
次に知りたいことへ。
色落ちを抑える方法は、 一つの商品や一つの施術だけで決まるものではありません。
施術について詳しく知る、 料金を確認する、 別の髪の悩みを調べる、 実際に美容師へ相談する。 今必要なところからお進みください。
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